介護の必要性
介護を1番必要としているのは、お年寄りの方が多いです。日本は高齢化社会の影響で、これから介護を必要とする年寄りがどんどん増えていきます。介護応援団で も介護の事を応援しています。元気に年をとっていく人もいますが、体の働きが弱くなってしまうので、助けてもらいながら生活をする人々もいるのです。もち ろん、産まれた時から介護を必要としている人もいますし、子供でも障害を持っていて介護があって生活をすることができる人もいます。大きくなってから、病 気や事故にあってしまって、介護をしてもらいながら生きていかなければならない人など、多くの人が介護を必要としているのです。介護利用の流れは別ページで詳しく紹介しています。
それでは、介護が必要になるのはどのような時でしょうか?介護福祉士になろう!とお考えの方も一度考えて見て下さい。
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<耳>
お年寄りに話しかけた時、「え?」と聞き返されることが多くあると思います。お年よりは耳から聞こえる音がこもってし まったり、音が途切れて聞こえたりすることもあって、何度も聞き返したり、聞き間違ってしまうことがあります。ですから、耳が遠い人や、聞こえない人と話 すことは、大変なことです。しかし、コミュニケーションをとるための方法はたくさんあるのです。いつもの声の大きさで話をすると、何を言っているのか理解 してもらえないこともあるので、大きな声でゆっくりと、顔に表情を表して話すと理解してもらえます。また、文字を見ることができるなら、文字で聞きたいこ とや伝えたいことを書き表すことができます。
<言葉>
病気になってしまった時にもですが、お年よりは声を出すことが難しかったり、口を大きく開けて話したりしても他の人に伝 わりづらくなってしまいます。頭の中では言葉を考えることができても、声にできないということも起こります。何かを伝えたいと思って、頑張って話をしてく るときには、焦らせないように時間をかけてしっかりと聞いてあげると良いですよ。ちゃんと聞いてもらえると思うと、自然と話せることがあるようです。声に 出せない人には、文字を書けるようにペンと紙をそばに置いておくと、伝えることができます。あらかじめカードのようなものに「ご飯・トイレ・散歩」など良 く使う言葉を書いておいて置くのも良いでしょう。
<目>
だんだん視力が弱くなって、周りのものの見分けがつきにくくなります。お年寄りじゃなくても、めがねを使って生活してい る人はたくさんいます。しかし、お年寄りの場合、目を動かす力も少なくなってしまうので、下側や横を確認することが大変になって体をぶつけたり、転んでし まう原因にもなるのです。目が悪くなっている人を介護する時には、まず家の中や生活をする場所の中に危険なところを少なくすることが大切です。どこに何が 置いてあるのかを説明してあげることも大事なことです。床に躓くようなものを置かない工夫をして、転ばないようにしておきましょう。
<手・足>
体のほとんどの部分は筋肉がありますが、全体の筋肉が弱ってきてしまうので、手や足を動かすと痛くなることがあります。 骨の栄養が少なくなるので、ギシギシと痛んだり折れやすくなったりしてしまいます。筋肉が弱くなってしまうと、物を持つ力が少なくなってしまいます。指が うまく動かないので、細かい作業をすることが難しい時もあります。箸を使えなかったら、フォークやスプーンを使って食事を食べることをすすめる事も必要で す。腕が上がりにくい時は、よく使うものを低い場所に置くようにしましょう。
<認知症>
認知症と言うのは、「ぼけ」と呼ばれることもあります。若い人でも「天然ボケ」という言葉を使ったりしますが、お年寄り のボケというのとは、違ったものです。認知症の人は、いつもの生活はできるけれど、ふとした瞬間に、周りの人が理解できないような行動をとったり、言葉を 言ったりすることがあります。脳の働きが弱くなってしまうことで、物を覚えていることが難しくなるのです。ただの物忘れは、思い出せなくても聞いたり見た りすると思い出したりすることができます。しかし、認知症の場合には少し違うのです。ちょっとしたことを忘れてしまうだけではなく、時間がたっていくと自 分が何をしていたかを忘れてしまうこともあります。また、自分が病気だとは思えなくて、人から介護をされたり注意されたりすることを嫌がります。家の中の ことだけではなく、外に出かけてからいつもなら知っている場所で道に迷うこともあるかもしれません。その為、認知症の人への介護が必要になってきます。
認知症の人の行動を、始めは理解できないかも知れません。しかし、子供でも大人でも怒られると気持ち良いわけありませ ん。「何で覚えてないの?分かってくれないの?」と思っても、怒って責めることはいけません。忘れてしまう病気ということを理解してあげましょう。生活の 全部ができなくなる病気ではありません。でも、周りの人が分からない行動をいきなりしてしまうかも知れません。ですから、できるだけ一緒にいてあげること が必要になります。家のことが分からなくなってしまっても、家族の名前を思い出せなくなっても、ちょっと忘れてしまっているだけなのです。
体に障害のある人は日本の中でも世界中にもたくさんいます。介護が必要になる人は、その中の少しの人かも知れませんが、誰でも介護が必要となるかも知れません。体にはたくさんの部分があるので、その場所によっても障害の持ち方も対応の仕方も変わります。
介護を必要としている人の中には、生まれたときからという人もいます。生まれつきの病気で、脳や体の部分に障害を持っているのです。生まれつきではなくても、病気や事故によって介護が必要になる可能性もあります。
<脳の障害>
脳は、人間が生きていく中でとても大切な部分です。心臓が動いているから生きていることになりますが、脳が動かなくなる と話すことも動くこともできなくなってしまいます。生まれつきで脳のどこかが働かなくなっていると、「足が動かない・耳が聞こえない・文字を読めない」と いうように、いろいろな障害が出てきます。生まれた時から介護を必要とする子供は少ないですが、全くいないというわけではありません。自分で体を動かすこ とができない子や、生活をすることを理解できない子など、親や周りの人の助けが必要な時に介護をすることになります。
生まれつきの障害は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時や、生まれてすぐの時に起きてしまいます。お腹の中にいる時 に、どんどん大きくなる赤ちゃんは、お母さんが食べたり飲んだりする物から栄養をもらっています。栄養が足りなくなったり、お母さんが病気になってしまっ たりして、赤ちゃんの体に影響することがあるのです。他にも、生まれてから息をすることができなくなったり、高い熱を出したりすることから脳に障害が起こ ることもあります。
<病気>
人は、いつ病気になってしまうか分かりません。「風邪をひきそう」とか「ケガをしそう」ということは、予測できるもので すが、体の中で何が起こっているのかを見ることはできません。その為、自分の体がどうなっていくかを知ることができないのです。介護が必要になるほどの障 害のほとんどは、脳の病気です。大人に多いのですが、脳の中の血管が切れてしまい、手が動かなくなったり、言葉を話せなくなったりといった障害が発生して しまい、介護が必要になる場合があります。
<事故>
階段から落ちてしまったり、交通事故にあってしまったり・・・本当なら、こんなこと起こって欲しくありませんが、子供に も大人にもある危険なことです。強く頭や体を打ってしまうと、体を動かすために働いている脊髄や脳の中が壊れてしまうことがあります。傷がついてしまった 脊髄や脳が原因となって、体のどこかが動かなくなるということが起こります。体を自由に動かせないと、ベッドに寝たきりになったり、車椅子を利用したりす ることが必要となり、介護をする人がいないと生活をすることが難しくなります。
